​対象物件の絞り込み ~ 渡米前の数ヵ月間をムダにしないために

【2022年5月5日更新】

ネット上には賃貸物件情報が溢れていますが、ほとんどのケースで審査基準や契約条件が開示されていません。お客様の状況・ご希望により、そもそもお申込が不可能なもの、現実的に考えてお薦めできないもの、情報が古過ぎて参考にならないものが結構あります。

当チームは、最初にメールやオンラインミーティングでお客様のご希望を伺います。どのような環境をお好みなのか、絶対に必要なもの・出来れば欲しいものは何なのか、何を最優先されたいのか(エリア、物件の設備、ご予算等)を勘案の上、NYCご到着前に対象エリア・物件を絞って行きます。コンサル能力とセンスが必要な作業です。

NYC生活の長い私たちにお部屋探しをお任せ頂ければ、ある程度の問題が事前にクリアになり、ご検討対象から外れる物件が明らかになります。厳選エリア・物件のみをご提案することで、お客様の貴重な時間を無駄にせず、ストレスなく、楽しく物件を選んで頂きます。

NYCでのお部屋探しはタイミングとスピードが重要です。空室情報がリリースされると、次々と内覧者が訪れ、すぐに申込みが入ります。多くのニューヨーカーは気に入ったらその場で決断します。複数の物件を並べて検討している時間はほぼありません。お気に召す物件に出会えたら、ご内覧直後のお申込みを勧めています。もし後で気が変わったら、審査中に申込みを取り消すことが出来ます(申込み = ご契約、ではありません)。

◆ 不動産会社は物件情報を共有

不動産会社は基本的にすべての空室情報を業者用データベースで共有しています。つまり、どのエージェントにお部屋探しをご依頼されても、仲介可能な物件数・情報はほぼ変わりません。

「良い物件を逃したくないのであちこちに物件探しを依頼しておこう。」とお考えになる方がいます。同一物件を違うエージェント経由で内覧予約しようとすると、リーシングオフィス、家主エージェントが教えてくれますので、ダブルブッキングが判明します。別の不動産エージェントが「仲介料なし物件(= 入居者の代わりに家主が負担)」にお客様のお名前を登録した場合、家主は当チームの紹介とは見做さず、弊社に仲介手数料を支払わなくなります。お客様ご自身で直接コンタクトされた場合も同様です。その場合、弊社は仲介料なしで取引に関わることは出来なくなります。また、このような事態になると、相手に不信感を持たれて、お客様ご自身の審査に影響しかねません。一社を選んで仲介をお任せください。 

◆ 早過ぎる行動はムダに終わる

ニューヨークへのご赴任やご留学がお決まり次第、早速ネットでお住まい探しを始められ、何か月も前から複数の不動産会社や物件の広告主に同時にコンタクトされる方がいらっしゃいます。

賃貸専用アパートメントでは一般的に、空室になる1か月程度前から、または空室になってからテナントを募集します。ただし、パンデミック後、空室情報を開示する時期が早まっています。テナントが住んでいる間は内覧させてくれない物件が多くありますが、大型賃貸アパートでは建物内の空室の類似物件を見せてくれます。

ニューヨークへのご出張やご旅行の際に「下見」をさせてくれる家主はかなり稀で、ほとんど断られます。大型賃貸物件であっても、数か月先に建物内に空室があるかどうかわからないためです。 

◆ 広告主は多忙

「広告の物件に問い合わせたが、返事がない。」「途中でやりとりが途絶えた。」という話をよく伺います。リーシングオフィスや家主エージェントは、審査に通る見込みのない方とやりとりする時間はありません。一方、英語が通じなかったのではないかと思われるケースもあります。街中でWalk-in Welcomeの看板を見て建物に入ると、受付でフォームに記入するよう指示され、収入が足りないと内覧を断られることもあります。

物件を借りたい方がテナントエージェント経由で問い合わせれば、内覧を設定する前に候補者のスクリーニングが出来るので、リーシングオフィスの時間をムダにすることがありません。審査基準、今後の空室見込み、プロモーションの詳細は一般公開されていないことが多いものの、相手が不動産エージェントであれば、積極的に情報を共有してくれます。

◆ テナントエージェントを使う

「何か良い物件があれば教えて下さい。」というリクエストを頂くことがあります。メッセージにお名前や電話番号さえ記載されない方もいます。ネット上には不動産賃貸に関わる詐欺が横行していますので、お部屋を借りたいお客様が慎重になり、出来るだけ個人情報を開示されたくないお気持ちは理解出来ます。しかしながら、エリアとご予算のみでは、何をお薦めしたら良いのかまったく見当がつきません。

当チームはパスポートのみで入居できるような「審査簡単アパート」「格安物件」を取り扱っておりません。ご家族構成、入居希望日、収入、クレジットスコア等を教えて頂かないと、適当な物件をお薦めすることは不可能です。

ライセンスを持つ不動産会社やブローカー・セールスパーソンには守秘義務がありますので、個人情報はお取引後も第三者に開示されることはありません。また、不動産業者が広告を出す際には所属会社・連絡先を明示する義務があります。広告主が誰なのか良くわからない物件にはご注意ください。

出来るだけ早く物件情報が欲しい、どの不動産会社に仲介を依頼したら良いのかわからない、という方、当チームにご連絡下さい。ご入居まで2か月以上ある場合には特定の物件をご紹介出来ない可能性が高いのですが、土地勘のないお客様にはエリア毎の特色や家賃相場、賃貸手続きに関するご質問等にお答えします。

ご希望の物件を効率よく見つけて、ご入居までのプロセスが問題なく進むよう、不動産エージェントを味方にして上手にお使い下さい。

関連コラム

ライフスタイル

・エリア・物件選び

・高級コンドミニアム賃貸