賃貸契約における交渉について

ニューヨークシティで初めてお住まい探しをされるお客様から、家賃や条件の交渉は可能ですか、と質問されることがあります。

まず、どうしてこんなに家賃が高いにも関わらず、すぐ借り手が付くのでしょうか。特に夏は賃貸需要が増え、競争が激しくなるため、更に家賃が上がります。家賃は市場原理に基づき、需要と供給が一致する点で決定されます。毎日家賃を微調整する大手家主もいます。何らかの理由で長い間、空室が続く物件であれば、多少交渉の余地があるかもしれません。

一方で、ニューヨークでは一年もしくは二年の賃貸契約が一般的です。中途半端な契約期間をまったく認めない家主が多く存在します。二年目以降に数ヵ月前通知で退去可能とする早期解約条項を付けられるケースもありますが、市場賃貸価格が低くなる冬の閑散期に退去されることは家主にとってデメリットであり、追加コストとなる要因ですから、家賃一月分もしくは二月分のペナルティが付くことが大半です。

応募すれば誰でも入居出来る訳ではなく、ご希望の物件の審査を通過出来るかは家主次第ですし、物件をタイムリーに見つけられるかどうかは仲介業者次第です。私達は借り手のみを代理するテナントエージェントですから、ご要望があれば、その通りにリーシングオフィスや家主(エージェント)に伝えます。しかしながら、家賃や家主エージェントが設定した仲介手数料を僅かにを値切ろうとした瞬間に、家主(エージェント)が交渉を打ち切る可能性があります。

また、”譲歩”を引き出すには相手を納得させられる材料が必要です。クレジットヒストリーがなかったり、米国内での収入が家賃の40-45倍を満たさない場合、スタート時点で他の借り手候補よりも不利な立場であることを、最低限ご理解頂きたいと思います。

Masumi Hayakawa
New York State Real Estate Salesperson 

 

KIAN Realty NYC

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