ライフスタイル重視の物件選び
【2022年7月18日更新】
ニューヨークでお住まいを探される方、ご希望のライフスタイルをお聞かせ下さい。不動産を借りるにしても、買うにしても、物件そのものよりも周辺環境が重要です。日本で物件を探される際には、〇✖駅徒歩何分以内と、まず対象エリアをお決めになると思うのですが、NYでは何故か、”マンハッタン内で職場から徒歩圏”、”室内洗濯機付き”の条件を最優先される方が多いのです。
土地勘がないお客様は特に、駐在員が多く住む築浅物件を選びがちです。多くの不動産会社が積極的に駐在員を案内した結果です。それぞれのお客様のライフスタイルを考慮して選んだ物件ではありません。「マンハッタンに住みたいのにロングアイランドシティまで連れて行かれた」「予算を超える超豪華物件を中心に案内された」「勧められた築浅物件に入居すると、周辺はきれいではないし、同じフロアに日本人がたくさんいて後悔した」等というご不満を耳にしました。クイーンズ・アストリアには、ほとんどの住人が日本人という賃貸アパートもあります。
日本のメディア情報から「アッパーイーストやグラマーシーに憧れていたけど、実際に行ってみたらイメージと違った」ということもあります。ネット上の情報から、話題のお店やレストランが多い「おしゃれ」エリアをご希望される方もいらっしゃいます。一方、ニューヨークに長年住んでいるお友達・お知り合いに聞いても、ローワーマンハッタンやブルックリンには行ったこともない、という方も多いでしょう。
当チームはマンハッタンやブルックリン、ロングアイランドシティを中心に物件のみでなく、歩いて街並みを観察しています。お客様のライフスタイルに合わせて、エリア・物件を提案します。駐在員向けに紹介物件を事前に決めていたりと、効率・利益最優先で作業をマニュアル化していません。借り手・買い手のお客様にご満足頂き、長期的な関係を築くことを第一に考えています。
渡米数か月前に「物件を下見しておきたい」というリクエストにはお応えできませんが(家主エージェントやリーシングオフィスはすぐにご契約・ご入居出来る方でないと内覧させてくれません。すぐに入居するふりをして訪問すると、後でお客様の審査に影響します)、気になるエリアを一緒に歩いてご案内することは可能です。