カスタマーとクライアント

米国不動産取引における「お客様」はどなたでも同じではありません。「カスタマー(一般客)」と「クライアント(顧客)」では受けられるサービスが異なります。不動産取引仲介を依頼する前にエージェントの役割を理解することが大切です。  

(1) ネット上で広告を見て「この物件に興味があるので内見したい」というリクエストをすると、ほとんどの場合、問い合わせ先は家主もしくはそのエージェント(リスティングエージェント)です。このエージェントにとって家主が「クライアント」で、問い合わせた方は「カスタマー」です。

リスティングエージェントは家主と専属代理契約を結んでいますから、家主の利益を最大化する義務があり、広告の物件を貸し出すことを第一優先します。エージェントは家主の代わりに借り手と価格・条件交渉します。広告のお部屋が条件に合わない場合、借り手のためにマーケットから良さそうな部屋を探して来てくれることはほぼありません。

(2) テナントエージェントに「物件探し、入居者審査、その他ご入居までのサポート」を含む仲介業務を一任される場合、お客様は「カスタマー」ではなく「クライアント」となります。テナントエージェントは借り手のお客様の利益を最優先し、ご希望に合いそうな物件をマーケットから探して提案します。借り手の代わりに家主(エージェント)と条件交渉します。 特定の物件を薦めるインセンティブはありません。

当チームは借り手を代理するテナントエージェントとして(上記(2)に該当)、クライアントのために厳選物件を探してご提案、家主(または家主側エージェント)と条件交渉します。多くのクライアントは複数エリア・物件をまとめてご内覧、比較検討されます。ほとんどのクライアントは家主が仲介料を負担する賃貸アパートにご入居されるため、弊社へのお支払いは発生しません。ただし、諸事情により、日本人テナントのみを対象とする審査簡単アパートは取り扱っておりません。