NYC賃貸マーケット (6) ~ 5/19/2019

日系大手不動産会社がニューヨークの人気賃貸アパートランキング(2018年の成約実績ベース)をネット上でリリースしています。

(迷信-6)人気物件を選んでおけば間違いなし。厳選物件に違いない。

ほとんどは築浅の大型賃貸専用の建物で、各アパートに室内洗濯機が付いています。それにも関わらず、多くの物件はニューヨーカーに人気がありません。建物・アパート自体は良くても、ロケーションがいまひとつだからです。その結果、数少ない建物に日本人駐在の方が集中してお住まいになっています。

本当に借り手のお客様のご希望・ご満足を第一に考えた上でこれらの物件を紹介しているのか、仲介手数料の点からも疑問に思う点があります。

(1) リスト上の半数の物件では、常時家主が仲介料をカバーします。つまり、借り手を紹介した不動産会社に家賃一月分を支払っています。弊社はそれらを借り手のお客様に100%還元し、仲介料なしで提供していますが、大手日系不動産会社では年間家賃の12-15%の仲介手数料がかかります。月$4,000の家賃と仮定して、仲介料の差は$5,760-$7,200となります。

(2) 残りの半数は家主が仲介料を出さない賃貸物件ですので、弊社経由でも借り手のお客様に家賃一月分(年間家賃の8.33%)の仲介料がかかります。上記の例では、$4,000となります。それでも$1,760-$3,200の差が出ます。

(3) 15%の仲介料を会社が支払ってくれるお客様の場合、または、仲介料がかかってもハイグレード物件に住んでみたいお客様向けに、弊社では個人所有高級コンドミニアムを選択肢に入れて物件をお探しします。同じ家賃$4,000でも、広さや品質の点で、賃貸専用物件を上回ることが多くなります。この場合、家主エージェントと仲介料を折半しますので、弊社には7.5%の仲介料が入ります。この場合には大手日系経由でも15%です。

(1)(2)(3)のケースにおいて、借り手のお客様の仲介料が12-15%と一律であれば、日系大手不動産会社には(1)の家主が一月分を支払う物件を優先的・積極的に勧めるインセンティブが働いても不思議ではありません。一方、家主もしくは借り手から受け取る弊社の仲介料は(1)(2)(3)いずれのケースでもほとんど変わりません。借り手のみの代理人として、テナントのお客様の状況に合わせて、一番ご満足頂けるような物件をご提案します。

 

Masumi Hayakawa
NYS Real Estate Salesperson 
KIAN Realty NYC

450 Fashion Ave., #1501, New York, NY 10123

Call/ Text: 310-564-6017

LINE: masumihayakawa